So-net無料ブログ作成
検索選択
思い出 ブログトップ

ばぁちゃんの味 [思い出]

たぶん5歳ぐらいのころだったと思います
母方のばぁちゃんに連れられて その集落にある小さな神社のお祭りに行き
白くて甘いものを飲みました
とてもおいしかったのを覚えていました


それが甘酒だとわかったのは 数年後

実家のばぁちゃんが作ってくれたんです
ひとくち飲んで あの時の甘くておいしかったものだとわかりました
それからはいつもばぁちゃんに 「作って! 作って!!!」

手伝うならという条件だったので 手伝いましたよ
近くの醤油屋さんに甘酒麹を買いに行ったり
炊けたご飯をうちわであおいで冷やしたり…

できあがるのが楽しみでした
ご飯が甘くなるのが不思議でした


神社に連れて行ってくれたばぁちゃん
おいしい甘酒を作ってくれたばぁちゃん

麹の香りや甘い味には やさしかったばぁちゃんたちの思い出がいっぱいです



そんななつかしい味のする甘酒を見つけました

IMG_9229.jpg

田主丸(たぬしまる)町にある若竹屋酒造の 「八穀あまざけ」

白米 玄米 赤米 黒米 みどり米 大麦 もちきび アマランサスが入ってるから八穀

ほどよい甘さで ご飯のつぶつぶもたくさん入ってます
飲むというより 食べる感じです

温めてふーふーしながら飲むのもいいけど 甘味がつよくなるので
冷たいまま飲むほうが好きです

それと 栓を開けて数日置いたほうが甘味がなじんで
よりおいしくなるような気がするんですが・・・・


いつも そうなる前に飲んでしまいます




  







おもいでアルバム [思い出]

地震の被災地で 思い出の物を瓦礫の中から見つけようとしてる人達を
ニュースで見ると せつなくなります

私も同じような経験をしたから・・・

私の場合は焼け跡からでしたが


まだ19歳でした
2月25日の深夜 誰かの「火事ーーー!」と叫ぶ声とガラスの割れる音で飛び起きたときは
廊下の雨戸が真っ赤でした
隣からの火が燃え移ってたんです
私と弟は階下で寝てた祖父と祖母を 父と母は妹たちを連れて逃げるのが精一杯でした

幸いみんな無事でしたが 何もかも燃えてしまいました

夜が明けて 消防の現場検証が終わってから 焼け跡の片付けです
焼け跡を掘り返し 何か大事な物が焼け残ってないか探しました

情けなくて 悲しくて 悔しくて・・・・ でもなぜか泣けませんでした
泣いてる場合じゃなかったから
ただ 1月15日の成人式に一度だけ着た振袖が焼け焦げて見つかったときは泣いてしまいました

そんな中から少しだけ写真が見つかりました
ふちが少し焼けてたり 色が変になってましたが
写真のなかの私たちは笑ってました

父はすぐに知り合いの写真屋さんに修復を依頼したようです

今まで大切にしてきたものがすべてなくなったので
せめて写真だけでもと思ったんでしょう


数ヵ月後 少し落ち着いてから
修復された写真や 母に実家や親戚にあった写真を集めてアルバムを作りました

それだけが私たちのそれまでの記録として残りました

そのアルバム もう永い事見てません
母の部屋の箪笥押入れの奥にあるはずなんですが・・・


いま被災地では 見つかった写真を修復し公開しているようですね
一枚でも多くの写真が 持ち主のもとに帰れますように


なんじゃもんじゃ 029.JPG

その後の なんじゃもんじゃです
雨と風で花が散り 歩道は雪が降り積もってるようでした



思い出 ブログトップ